特集column

部分痩せはムリ?あなたが部分痩せできない理由は〇〇だった!

よく聞く「部分痩せ」という言葉。
二の腕などの気になる部位を細くしようとダイエットをしても、残したいお尻や胸のボリュームまで落ちてしまった。。

なんてお悩みあると思います。
ネットで検索すると、部分痩せはできないという記事をたくさん目にしますが、結論、やり方次第で部分痩せは可能だと考えています。

体のメカニズムを正しく理解することで、なぜ部分痩せができないといわれているのか?なぜ部分痩せが可能といえるのかを徹底解説していきます!

■ 目次

■ そもそも部分痩せとは?

その名の通り「身体の一部分だけを引き締めるダイエット」のことで、代表的な部位では「お腹」「二の腕」「脚(太もも)」などがあります。
実際、部分痩せがしたくて、運動やストレッチなどを始めようと考える人も多いはずです。

しかし、ネットで検索しても、部分痩せは不可能という記事を良くめにするため、この記事を読まれている方も、「やっぱり部分痩せなんて、できないよね」と思われている方がほとんどだと思います。

■ ダイエットで部分痩せはできる?

冒頭お伝えした通り、方法によっては部分痩せは可能だと考えています。
実際に部分痩せに挑戦された方の話を聞くと、「全体的にボリュームダウンしてしまった。」なんて声をよく聞きます。
これらは残念ながら間違った方法で取り組まれていることが原因だと思います。
理由については詳しく解説していきますが、内容を正しく理解しない限り、永遠に部分痩せができない可能性があるので、しっかりと体の仕組みから把握していきましょう!

■ 部分痩せができないと言われる理由

部分痩せができないと言われる理由。
それは脂肪が減少する仕組みにあります。まず、痩せるためには「体脂肪」を落とす必要があります。
体脂肪を落とすための詳しい仕組みについては、下記で解説していますので、「私って肥満?」と気になる方はこちらの記事も読んでみてください。

例えば、ウォーキングなどの全身運動を行っている以上、“脂肪が必ずしも細くしたい部位から減少するとは限らない”ため、「二の腕から」「太ももから」といったように、指定した部位から優先的かつ集中的に脂肪を落とすということは難しいと考えられています。

こうした点から、食事制限や運動によって部分痩せを行うことは“不可能”と言われているのです。
また、人によって脂肪の付きやすい部位、付きにくい部位が異なるので、部位を指定して細くすることは難しい、と考えるのも納得はできます。

■ 部分痩せをするために理解しないといけないこと

では部分痩せするために、まずは痩せるメカニズムを見ていきましょう。

そもそも、私たちは生命活動を維持していく上で、余分なエネルギーを摂取した時はそれを脂肪として蓄積し、飢餓の時には貯蓄したエネルギーを取り出すことで生き延びてきた歴史があります。
しかし、今の先進社会では食べ物の供給量が増えたことによるエネルギーの過剰摂取や、働き方の変化による運動不足などにより脂肪の蓄積過多から肥満者が増える結果となってしまっています。

痩せるためには、摂取するエネルギーを減らすか、消費するエネルギーを増やすかのどちらかしかありません。
摂取するエネルギーを減らす。これは、食事を我慢することです。食事制限は、ストレスを抱える原因になりますし、なんといっても美味しいものは我慢したくないですよね(笑)
では、消費するエネルギーを増やすということなのですが、人間がエネルギーを消費することを「代謝」と呼び、大きく3つに分かれています。

① 基礎代謝・・・心臓や脳、内臓など普段は動かしていることをまったく意識していない身体のエネルギー、つまり「生きているだけで消費するエネルギー」です。

② 活動代謝・・・普段私たちが行っている「生活活動で消費するエネルギー」のことです。意図的に運動することで消費するエネルギーもここに含まれています。

③ 食事代謝・・・食事した際に食べたものを分解・吸収・消化するために、食後に体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費されるエネルギーのことです。(食事誘発性熱産生)

人間が1日に消費するエネルギーの内、この3つの代謝活動の割合は「基礎代謝=70%、活動代謝=20%、食事代謝=10%」となっています。つまり、私たちが日々消費するエネルギーの大半は「基礎代謝」が占めていることになります。


このことから、基礎代謝を高めて自分が動かなくてもエネルギーを消費する身体に変えることが、効率的に痩せる身体をつくるための最短距離なのです。

■ 代謝の仕組。キーワードはミトコンドリア!

エネルギーを消費する活動を代謝といいました。人間の細胞の中にはミトコンドリアと呼ばれる細胞小器官が多数存在していて、そのミトコンドリアが体内でATPと呼ばれるエネルギーの元を生成することで、私たちの身体は動いています。

ATPと呼ばれるエネルギーを生成するためには、脂肪細胞の中から脂肪酸やグリセロールという栄養素を取り出すことが必要となります。
痩せやすい状態とは、ミトコンドリアがどんどんATPを発生し、主に脂肪酸をどんどん燃料として消費できている状態を表します。

ただ、運動をすればATPが消費され痩せるの?といわれると、必ずしもイコールではありません。

実はATPを生成するミトコンドリアと脂肪細胞には、血管・血流などが関係してくるため、セルライトやむくみなどが原因で血管の通り道がない状態であったり、血液がどろどろで循環がうまくいっていない場合は、まずは栄養の通り道を綺麗にし、ミトコンドリアへ栄養素を届けやすい状態にしてあげないといけません。

ここまでを整理すると、痩せるにはエネルギーの摂取量を減らす、もしくは消費するエネルギーを増やすということ以外ないというお話をさせていただきました。

また、消費エネルギーを増やすには、以下の方法に取り組んでいきましょう。

1. まずは、ATPの源となる栄養素を運びやすい状態にしよう
2. ミトコンドリアを活性化させ、ATPをたくさん作っていこう

これができると痩せやすい体に近づくことができます!

■ 正しく部分痩せをするには?

では、前置きが長くなりましたが、ここから正しく部分痩せをする方法について解説していきます!
痩せるためにはエネルギー消費のカギ、ATPをたくさん発生させることが重要です。
ということは、痩せたい部位の脂肪細胞と、ミトコンドリアまでの通り道(血流)を綺麗にしてあげることで狙った箇所が痩せやすくなるということです。
血流を阻害するものとしては、セルライトやむくみ、細胞膜の線維化、血管の萎縮・減少などが原因と言われていますので、まずは部分痩せしたい部位を正常な状態まで戻すようにしましょう。
詳しい方法は下記に掲載しているので、こちらも参考にしてみてください。

ただし気をつけないといけないのが、どれだけマッサージ等の施術でミトコンドリアへの通り道を掃除をしても、そもそものミトコンドリアの活性が低ければ、脂肪内に蓄えられた、中性脂肪はエネルギーとして消費されず、減っていきません

つまり、マッサージなどの施術と同時に、ミトコンドリアの活性化をしていかなければ、折角通ったエステの時間やお金が無駄になってしまう。なんてことになりかねません。

■ 部分痩せには必須!基礎代謝を活性化させよう

ではどのようにミトコンドリアを活性化して代謝を良くしていけばよいのでしょうか?
実はこのミトコンドリア、細胞の中に含まれていますが、体内の部位によって異なります。特にミトコンドリアが多く含まれているのが、”内臓”です。

なんと肝臓が21%、腎臓が8%、合わせて29%と最も大きな割合を占めていることが分かります。ダイエットにも、内臓を活性化させることが”肝腎”なんですね!

そこで、内臓を活性化するためにおすすめの方法が、高周波エネルギーを使った「第4のダイエット」といわれる内臓の活性化を直接促すアプローチ方法です。人間の細胞の中を通り細胞代謝へ直接的なアプローチが可能な高周波エネルギーを活用することで、簡単に内臓組織を動かしてミトコンドリアを含む内臓細胞を活性化することが実現できるようになりました。

電気といえば、よくEMSなどを想像されるかと思いますが、EMSが筋肉を動かす事に効果があるのに対し、高周波は細胞自体を動かすECS(電気的細胞代謝刺激)効果があり、さらにモノポーラ型の機器でRETというシステムが搭載されているものは臓器にまで直接電気を送ることが出来ます。
詳しい仕組みは別の記事で紹介していますのでこちらを参考にしてみてください!

特にWINBACK(ウィンバック)という高周波機器では、複数のアタッチメントを使い分けることによって肌の表皮から筋肉、内臓まで6層の深さにアプローチが可能となり、より深部に届く電極を使うことで、的確に内臓へのアプローチができます。
内臓アプローチに注目した施術、「貼るだけWINBACK(ウィンバック)」は専用のシートを貼って待つだけで痩せる画期的なメソッド。代謝が上がると太りにくく健康的な体質へと身体が変化していきますよ!

■ まとめ

今回は、体のメカニズムを正しく理解することで、なぜ部分痩せができないといわれているのか?なぜ部分痩せが可能といえるのかを解説していきました!
部分痩せができないと諦めず、正しい知識と段階を踏んでメリハリのあるカラダを手に入れていきましょう!

  • 痩せるには、エネルギーを消費することが必要
  • 部分痩せには、まずは細くしたい部位の栄養の通り道を綺麗にしよう
  • 栄養素を取り入れるためのエンジン(ミトコンドリア)を活性化しよう
  • ミトコンドリアは肝臓・腎臓に多く存在しているため、内臓の活性化がとても効率的

下記のリンクから、高周波機器のWINBACK(ウィンバック)を使用しているエステや鍼灸接骨院を調べることができるので、ご自宅の近くで受けてみてはいかがでしょうか?

[監修者プロフィール]

笹原 龍樹(ささはら・たつき) WINBACK公認トレーナー
システム制御工学・機械工学を学んだ後、ビューティーキャラバンの営業兼、技術責任者として従事。
年間全国300以上のエステサロンや鍼灸・整骨院、クリニック、プロスポーツチームを駆け回り機器の正しい理論と考え方を伝えて回る美容の伝道師。
世にあふれる美容情報を調べていく中で「正しい情報が出てこない」「根拠のない情報が多い」ということに気づき、本当に効果を出すためのノウハウを様々な文献と実地検証を元に日々追及している。
JSA認定ソムリエ取得、実家はお寺という異色の経歴の持ち主。

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