スペシャルインタビューinterview

【プロゴルファー 額賀辰徳選手】ツアーで戦い抜くためのセルフコンディショニングとは?

サッカー少年だった中学の頃は部活後にゴルフの練習。今考えれば過酷なことをしていた中学時代から額賀選手のアスリート人生は始まりました。

“日本一練習をする” この言葉が額賀選手のコンディショニングや練習に対する考え方を作ったのではないでしょうか。アマチュア時代から日本代表にも選ばれる実力を発揮。プロ転向後もプロゴルファーとして活躍し、ドライビングディスタン1位に輝くこと5度。これは今でも歴代最多記録です。 現在はインドアゴルフスタジオも経営されており、ツアーで培った経験や技術を基にした指導を展開。 自身と向き合うスポーツのゴルフだからこそ、セルフコンディショニングや身体の使い方にも誰よりも気をつかっています。 そんな額賀選手にツアー中の身体のコンディショニングについて伺いました。

14歳の頃、ゴルフを始められたきっかけについて教えてください

(額賀選手)通ってた中学校のサッカー部に所属していたのですが、父のすすめでゴルフを始め、部活で散々走ったあとにゴルフの練習をしていました。今考えればとても過酷でしたね。
高校はゴルフの推薦で埼玉栄高校に入学し、そこからはゴルフ一本になりました。

大学時代も多くの選手権で優勝されたり日本代表に選ばれたりと大活躍されていましたが、そこからプロになるまではまたさらに大変な道だったかと思います。 練習やメンタル面でどのようなことを意識されていましたか?

(額賀選手)大学に入ってすぐは大した選手ではなかったです。その中でどうやって生き残っていくかを考えて、日本で一番練習をすると決めて練習しました。
トレーニング2時間をしてから打ち込み3時間、毎日必ず5時間みっちり、休みはとりませんでした。
そこから成績も右肩上がりになり、自信に繋がりましたね。

日本代表にもなったことで、もっともっとやらなくちゃという自覚も生まれてきました。ただ、アマチュアからプロにいくとまた全然違う世界。最初の2.3年はなかなか成績を残せなかったです。自分一人だと挫けそうな時も、周りの人に支えてもらったり、先輩のプロやスポンサーのお陰で良い練習環境をいただいています。なんとか恩返しをしよう!という気持ちでモチベーションを保っていました。

ゴルフの特性をよく理解し、どこに負担がかかるのかを感じられたからこそケアが大事

練習や試合時に痛めやすい部位はありますか?
また今まで大きなケガをされたご経験はありますか?

(額賀選手) 試合に出れなくなったような怪我もありますね。ゴルフというのはひねるスポーツなので、首、腰に負担がかかりやすいです。そしてスイング時に手首に衝撃負荷がかかりやすく、ここを痛めることはよくありました。なので身体のケアはしっかりやっています。

ゴルフというのは回旋動作を基本とするスポーツ。脊柱の回旋可動性が特に重要視されるため頚椎や腰椎に負荷がかかりやすくなり、またスイング時のクラブのコントロールにより手首にも負荷がかかりやすくなります。
同じ動作の繰り返しになるため、どこか一つの関節でも制限が出ることで他の関節に余計な負担がかかり、その継続で痛みが生じてしまいます。

練習や試合前後のボディコンディショニングやケアのルーティン

  • 試合のときは、毎朝30分のストレッチとウォーミングアップ 自分の身体と対話しながら動かしていく
  • 気温が低い時はRshock*を使って刺激を入れる
  • 朝は軽い負荷。終わってからは違和感を覚えた箇所に対してまずアイシング
  • 体の状況をみて緊急性が高い場合はRshockを使用
  • 症状が夜まで長引く場合は、寝る前にアイシングとRshock

※R-SHOCKとは、世界初モバイルRFとして高周波×低周波の同時出力で、痛みを軽減することが可能な高周波機器。多くのスポーツチームやアスリートのケア使用されている。

ある程度内容は決まっていますが、自身のコンディションをしっかり考えた上で必要なものを選択してケアをされている印象でした。 Rshockに関しては特に緊急性や重度と感じた際に使用しているとのこと。 大事なのは何も考えずにやるのではなく、必要だと感じた時に必要な部位に使用されていることです。

Rshockの使用前と比べて、身体の変化はいかがですか?

(額賀選手)なによりその即効性に驚いています。使った直後から痛みの軽減と身体の可動域の拡大を感じることができますね。

ゴルフに限らずスポーツ全般の話ではありますが、痛みは動きに制限がかかってしまいます。
特にゴルフというのは流れるような動きが重要になるスポーツなので、その流れの中で関節の可動域制限によるロックがかかると、本来のスムーズな動きができません。

連動性を阻害しない可動性を作るという意味で、Rshockで痛みをとるというのはスムーズな動きづくりとしてとても効果のあることだと思います。

パフォーマンスアップの面で言えば、これを使ったことで直接ボールの飛距離が伸びたってことはないのですが、痛みを軽減させて可動域が広がれば、ゴルフに必要なスムーズな関節の連動性を維持することができ、結果として良いパフォーマンスに繋げられると思います。

(額賀選手)<Rshockを実際に使いながら>当てた直後から温かさを感じ、硬くなった筋肉が緩んでくるのを感じます。

左の親指をよく痛めるんですけど、WINBACKのこのプローブの先端のところがとても当たりが良くて使いやすいですし、しっかり筋肉に効いているという感覚があります。 さらにこの部分をほぐすと別の箇所の動きが良くなったりなどの発見があって面白いですね。

他の機器では途中で鈍痛がくる感覚があるので、患部まで攻めづらい印象でしたが、Rshockは強さを細かく設定できるので、痛みなく患部にアプローチすることができます。
対象部位によって浸透が全然違ってくる全身のケアとしては、この細かい調整機能はとても便利です。

プロゴルファーはツアーの際、ホテルからホテルの移動になるため、コンパクトで持ち運びがしやすいのも重宝します。
このサイズならロッカーにも入れておけますし、バッテリー充電も結構長い時間持つのでゴルフコースにも持っていって使えます。
最悪車の中でも使えますし、これ一台あればいつでもどこでも使えるので安心ですよね。

ピンポイントに自分の痛みや可動域制限のある部位を感じ取ることができるため、Rshockの細かい設定で患部に必要な刺激をしっかり入れることができている額賀選手。

“Rshockを使うことで痛みが軽減して必要な可動域を得ることができる”

ここまで理解した上で使用できているため、より即時的な効果を得られているのではないでしょうか。

セルフコンディショニングを大事にしている選手にとっては自分の欲している効果をより感じやすいのもRshockの大きな利点です。

また、このコンパクトなサイズは持ち運びにも非常に便利であり、強い負荷のかかるプロゴルファーのツアー中に、治療院などに行く時間がない状況でもいつでもセルフコンディショニングが可能です。
Rshockは常にベストなパフォーマンスを支える大きな武器になります。

最後に、競技で1番大事にしていることは何ですか?

(額賀選手)ゴルフというのは年間二十数試合あり、全部優勝することは難しいです。

「どれだけスキルをあげて本番にどれだけ出せるか」
「どれだけ練習場で現場をイメージして練習できるか」
スポーツ全般ではありますがここに尽きると思っています。

その中で、“身体のここが硬いな”“このパターンだとここ痛めるだろうな”という感覚を感じた際に、早めに早めにケアしていくことは大事なんですけど、競技をしていく中では、どうしても技術的なところから怪我につながることはあります。

自分の身体と対話しながら状態をコントロールしていくこと、セルフコンディショニングは選手として長く戦っていくためにとても大事にしていることですね。

ご自身の身体の感覚をしっかり理解されている額賀選手。身体の感覚とコントロールがしっかりできているからこそ、Rshockを最も効果が出る形で使用できているのではないでしょうか? このように、セルフコンディショニングとしてうまくデバイスを使えることもトップアスリートとして活躍し続ける大きなファクターであることは間違いありません。

額賀選手、ありがとうございました。

プロゴルファー 額賀辰徳(ぬかが・たつのり)

中学まではサッカー少年だったが、14歳で出合ったゴルフに熱中。中央学院大学時代には数々のタイトルを手にした。2006年にプロデビュー後はなかなかレギュラーツアーが定着せず苦戦が続いていた中、2018年に推薦で出場した『三井住友VISA太平洋マスターズ』で悲願の初優勝を飾る。日本男子ツアー史上最多の5回ドライビングディスタンス1位を獲得したほどの、卓越した飛距離が代名詞。

この記事を書いた人

石田佑也
理学療法士 兼 医療・美容系ビデオグラファー/フォトグラファー

「1分1秒ベストコンディションで輝いてもらう」をテーマに、トップアスリートからビジネスパーソンまで幅広くコンディショニングに関わる。
医療職という目線から病院やサロンの映像制作、写真撮影、webライティングも行う。

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