一流の手技と高周波機器のWINBACKを掛け合わせた施術であきらめていた患者さんにも希望の光を!
エリア:大阪府「有限会社ミウ」の代表取締役であり、作業療法士である三浦教一先生。「より多くの患者さんをサポートしたい」という思いを実現するために、自費リハビリの認知度を高める活動をされています。
また、今まで培ってきた自身の技術を世の中に広めるため、セラピストの育成にも取り組まれています。
そんな三浦先生が、高周波機器の「WINBACK」という相棒に出会えて見えた新たな可能性や、自費リハビリの課題について、弊社インタビュアーの清家に語ってくださいました。
三浦教一(みうら・きょういち)先生プロフィール
大阪の回復期リハビリテーション病棟がある病院で、作業療法士として20年以上勤務し、管理職として長年教育に携わる。患者さんにより貢献したい気持ちから心理学にも興味を持ち、NLP(神経言語プログラミング、別名「脳と心の取扱説明書」)やコーチングの資格も取得。
その後、治療の幅を広げるために独立し、自費リハビリ施設を開設。これまで学んできたことを伝えるために、継承塾というセラピスト向けの塾で指導をしながら、自費リハビリの認知を広げる活動もしている。
インタビュアー 清家卓仁(せいけ・たくひと)
柔道整復師。23歳で新店舗立ち上げ分院長に就任。
WINBACK(ウィンバック)と出会い、どこに行っても良くならず痛みに悩んでいた高齢の患者さんの、手技だけでは取り切れない症状が驚くほど改善したことに感動。現在はWINBACK アジアアカデミー公認シニアトレーナーとして、治療家やスポーツチームへの技術提供も手掛ける。
日本のリハビリ界の現状と課題
三浦教一先生(以下:三浦さん):病院で勤務しているとき、熟練した技術をもつセラピストが意外に少なくて、患者さんへの治療が行き届いていないなと感じることがありました。
患者さんは、病院ではセラピストを選べないし、病気の知識は当然ないので、言われた通りにリハビリしますよね。
でも、そのまま委ねてしまったことで、「本当は歩けるようになれた状況でも、歩けないままになってしまう」ということが容易に起こります。
セラピストの技術のムラは、本来あってはいけないことなんですけどね。
こういった課題を解決するために、自分の技術を向上させると同時に多くのセラピストの技術力を上げて、救える人を増やしたいと思ったんです。
インタビュアー清家(以下:清家):私も柔道整復師として現場で働いているから思うのですが、技術者同志って、お互い別々の技術を持っているからプライドもあるしライバルでもありますよね。
それでも技術指導を受けにこられている人がいるのは、先生の技術や思いに共鳴したからこそなんでしょうね。他にも課題はあるのでしょうか?
三浦さん:リハビリは期間が決まっているので、脳の大きい病気にかかっても、治療として受けられるのは基本的に6ヶ月までなんです。
それ以降は継続はできるけれど、1ヶ月13単位までなどの縛りがあるんですよ。保険治療では、自分で治療の内容や量をコントロールしにくいので、本人がリハビリを継続したいと思ったとしても受けられないのが現状です。
病院にいたときは、リハビリを継続したい人にもっと寄り添いたいけれど、期限があるので帰宅してもらわざるを得ない状況に、違和感を持っていました。
でも、自費リハビリなら、治療期間やセラピストを自分で選べますよね。「セラピストやリハビリ施設を自分で選択するのが当たり前の社会にしたい」という思いが、施設の立ち上げに繋がりました。
現状は、自費リハビリの認知が広がっていないので、選択肢自体が患者さんに知られていないことも課題ですね。
クラウドファンディングによる自費リハビリフェスを開催
清家:三浦先生は、自費リハビリという選択肢を多くの方に知ってもらうために、クラウドファンディングを通じて資金を集めてイベントを開催されていましたよね。
イベントを企画したきっかけや、終わったあとの気づきや変化があれば教えてください。
三浦さん:イベントを開催しようと思った理由は、「自費リハビリと保険治療は何が違うんですか」と、よく聞かれていたからです。起業したてでしたし、なんとしてでも自費リハビリの認知を広げたかったので、クラウドファンディングをやってみようと決意しました。
出展者を集めるために、電話や訪問で1店1店地道に声をかけた結果、大阪の10施設が参加してくださったんです。
清家:全部一人でされたんですね!それは大変でしたね。
私たちも参加させていただきましたが、イベントは盛り上がっていましたね。
三浦さん:イベント自体は、出展者さんと来場してくださった方、協力してくださった方のおかげで無事に終えられました。
出展者さん側からは「このようなイベントを待っていた」「次回もしたい」などの満足の声をいただいたんです。
でも、来場者の数が思ったよりも少なかったので、自費リハビリの認知を広げるという目的を達成したとはいえませんでした。もちろん、集客の仕方や運営方法にも問題はあったと思いますが、全部無料で体験できる状況だとしても、興味を持ってきてくれる人はまだこれだけしかいないんだって印象でした。
イベントを開催したことで、「自費リハビリ」への認知が思っている以上に少ないことを実感しました。普及させていくためには、自費リハビリのバリエーションを広げたり、予算に応じた選択ができる状況を作ったりしないと選んでもらえないのかなと思います。
これは、自分の力だけではできないので、同じ思いを持つさまざまな企業と連携し、社会全体で変えていく必要があるでしょうね。
清家:自費リハビリには幅広い選択肢があることを、世の中の人に知っていただきたいですね。
三浦さん:そうなんですよね。
治療やセラピストが選択できる自費リハビリを必要としている人は、きっとたくさんいるはずなんです。
今まで治療を諦めていた人たちのためにも、自費リハビリの認知を広げる活動は続けていきたいと思っています。例えば、麻痺が起きたあとに体を動かしやすくしていく作業を「学習過程」といいますが、その過程を頑張り抜くためには、患者さんのモチベーションがものすごく大事なんです。
そこで、Aというリハビリがいいなと思わなかったり適応しなかったりしても、Bというリハビリがあったら可能性が広がりますよね。
リハビリにもいろんなバリエーションがあることを知ってもらうためにも、自費リハビリという選択肢をもっと多くの人に広げていきたいですね。
手技とWINBACKとの相乗効果に期待大
三浦さん:現状は、保険治療で使える機器は少ないので、自費リハビリのメリットは、保険では使えない機器が使えるところにもあります。
機器をうまく使えば、単純に治療のスピードに違いが出ますよね。でも、基礎的な触診や分析など、ある程度自分の技術レベルがないと、機器は使いこなせません。
結局どんな優秀な機器も、使い手によるんですよね。そんな思いをもつ私が、WINBACKを使った患者さんの状態を初めてみたとき、自分の手技の効果を何倍にもしてくれる相棒になりそうな未来が確実に見えました。
手技だけでやるよりも緩められる領域が広がって、相乗効果でもっと良くなる可能性が高いと思えたので、導入を決めたんです。
清家:技術や経験があるからこそ、機器を使うことでのより良い未来が見えたってことなんですね。
プロの料理人であれば、安価な包丁でも高級な包丁でも切れはするものの、追求するからこそ後者を選ぶのと同じことですよね。
三浦さん:そういう感覚に近いと思います。患者さんの体がより良い状態になるための機器って、ありそうで意外にないなと思っていました。
でも、WINBACKの「ラジオ波」を体験したときに、こんなに違うのかと感動して、使わない手はないなと感じました。WINBACKは、今までリハビリテーションでは考えられていなかった分野にフォーカスされていますよね。
基本的に、医療では目に見えることが好まれるので、細胞などの目には見えない部分に対するアプローチって、受け入れられにくいと思うんです。
でも、20年以上やってきて、いい悪いが見えるようになってきた中で、自分が見れていなかったところを見た機器だと思えました。
清家:三浦先生の技術との掛け合わせ、非常に楽しみです。
生理学的な機能をWINBACKでサポートして、解剖学的なアプローチを三浦先生がされるということですね。
三浦さん:WINBACKは、今まで手を出せなかった領域を担ってくれる機器なので、手技では出せない回復力が見られるような、最高の相棒になる気がしています。
基本的には安静の急性期だとしても、WINBACKがあれば、「来院されたときよりもいい状態」で帰してあげられるんじゃないかなと期待しています。
自分でもできることでもWINBACKを使うと早いので、浮いた時間を他の施術に使えるのであれば、使わない選択肢はないですよね。
また、人を育成していく中でも、自分の認めた武器や道具を共有することで、もうワンランク上の人材を育成できると思っています。
WINBACKを取り入れた治療の未来
三浦さん:中枢神経系による症状の治療って難しいんです。昔は、麻痺が良くならないなら麻痺側のリハビリをする価値がないと思われていました。
しかし、ここ20年ほどで、脳は損傷したあとでも運動の記憶が戻る、つまり運動機能が回復する学習能力があることが分かってきました。私も数々の症例を見てきましたが、ベースにある症状が軽減したり、全体として動きやすくなったりすることは十分にあるなと実感しています。
たくさんの時間をかけて勉強して、やっといくつかのアプローチ法を理解できる領域ではありますが、WINBACKに頼ることで習得の距離が短くなるかもしれません。
また、治療でよく使う例えなんですが、一回埋まったトンネルに穴を開けていく作業であれば、頻度高く掘ってあげないとすぐにまた土砂で埋まってしまうんですよね。ドリルで掘っていたところをショベルカーで掘れるようになったら開通がスムーズになるので、WINBACKを相棒にすることでより多くの患者さんをサポートできると思っています。
清家:先生の話を聞くと、とても大きな可能性を感じます。
三浦さん:私自身も楽しみです。
うまく使えば、今までの治療の概念が変えられると思います。治療法には、さまざまな価値観があるので、使えない部分に時間とお金を使うなら、残ってる能力で自分のやりたいことをやったらいいという考え方もありますよね。
治療と向き合う必要性がないと思う人を尊重することは前提ですが、もっと良くしたいと思っている人に寄り添い、希望を叶える存在でありたいと思っています。
清家:熱い思いをもつ三浦先生を、私たちがサポートしていけたら嬉しいですね。
最後にキャンペーン情報などがあれば教えてください。
三浦さん:ありがとうございます。
4月には、新スタッフが加わります。
新スタッフを指名していただけると、1回90分5,000円で施術が受けられて、WINBACKを使用する際の追加料金はいただきません。
また、整体コースは、1回40分7,700円で、WINBACK込みです。WINBACKに興味がある人は、ぜひこの機会に足を運んでみてください。
脳梗塞リハビリ大阪
住所:大阪市東住吉区駒川4丁目10番4号 ベルメゾン駒川1階101号室
アクセス:地下鉄「駒川中野駅」徒歩5分・近鉄「針中野駅」徒歩10分
TEL:06-6605-1177
営業時間:9:00~18:00
定休日:水・日
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