筋膜リリースでダイエット効率アップ!痛みを抑えて健康なカラダへ!
寒くなってくると身体を動かす機会が少なくなり、むくみや体重の増加、人によっては肩こりや寝違えなどの不調になることはありませんか?
それは「筋膜」の動きが悪くなっているからかもしれません。
この記事では、筋膜と不調の関係を理解していきながら、筋膜リリース(解きほぐす)をすることによる美容効果を解説していますので参考にしてみてください。
【目次】
- そもそも筋膜とは?
- 筋膜の動きが悪くなる原因
- 引き起こされる主な不調
- 筋膜を解きほぐす方法
- 筋膜リリースによる効果
- まとめ
■そもそも筋膜とは?
筋膜とは、皮膚と筋肉の間に位置し、外部の衝撃から筋肉を保護する緩衝材のような働きをしています。
また「第二の骨格」とも呼ばれ、全身を覆っていて筋肉が動く際の滑りを助ける潤滑作用や、血管や神経、リンパ管を支えて通過させる機能など、身体にとって非常に重要な組織です。
筋膜が正しく機能しているときは柔らかく弾力があり、筋繊維をくるむことで筋肉自体の出力を上げたり、骨や内臓を保護・形成したりするなどその働きはさまざま。
厳密にはコラーゲン繊維とエラスチン繊維という繊維状のタンパク質できていて、網目のようにはりめぐらされた構造をしています。(鶏肉の皮を剥くときに見られる薄い膜のようなものをイメージしていただくとわかりやすい!)
■筋膜の動きが悪くなる原因
筋膜は使いすぎても、動かさなくても硬くなり「癒着」状態になってしまいます。
症状としては、筋膜の成分が一部分に偏り、脱水してしまうことで接着剤のようになってしまい、隣接している筋肉や皮膚にくっ付いて固くなってしまった状態をいいます。身体が錆びて動きが悪くなってくるようなイメージをしていただくとわかりやすいかもしれません。
最近、体が硬くなった…と思うのは筋膜が硬くなっていることが原因かもしれません。
下記の項目に思い当たる方は要注意です。
- 長時間同じ姿勢を取っている
- ゆがんだ姿勢になっている・負荷が均等にかかっていない
- 特定の筋肉のみを使っている
- 運動不足
- ストレス
- 怪我・故障・ダメージの蓄積
- 休息・栄養・水分不足
■引き起こされる主な不調
筋膜と筋肉が癒着することで潤滑作用が働かなくなり、筋肉への負荷が強くなってしまいます。そうなると、さまざまな不調が起こる可能性があります。
特に冬場寒くなると、お腹周りに熱を保とうとすることで猫背姿勢になることが多くなり、肩回りの筋膜が癒着し、肩こりや寝違えなどの原因につながりやすくなります。
また、痛みや症状を他の部位でかばったりすると、症状が他の部位に影響が出てくるようになり広範囲に痛みが出てくる場合もあります。
さらに痩せたい女性にとっては、筋肉が固まると周囲の血管やリンパの流れが悪くなり代謝が下がりやすくなります。代謝が下がってしまうと、むくみの原因やそもそも痩せにくい身体になってしまいます。
■筋膜リリースによる効果
では筋膜リリース(ほぐす)をすることで、どのようないい効果を得られるのでしょうか?
① 痩せやすいカラダに・・・筋膜をほぐすことで、先ほどお伝えした通り血液の循環が良くなり、代謝がよくなります。代謝が良くなることで、痩せやすい身体になったり、循環が良くなることにより深部体温が上がり、免疫力も上がります。
また、冷え性の緩和やむくみ解消などにもつながりやすくなります。
② 柔軟なカラダに・・・筋膜の柔軟性が上がることで、可動域が上がります。それにより、トレーニングの効率化やけがの防止につながります。
③ 綺麗な姿勢に・・・筋膜リリースのみで姿勢をよくすることは難しいですが、筋膜を緩めることで正しい立位のポジションをキープさせやすくなります。
■筋膜を解きほぐす方法
ここまで筋膜が癒着することで引き起こす悪影響や、ほぐすことによるメリットについて理解いただけたかと思います。
では、筋膜の癒着をほぐすには、どんな方法はあるのでしょうか?
筋膜に関しては、実験的に、筋膜の温度を40℃以上に上げると、筋膜組織の剛性(硬くなること)は減少し、より弛緩(柔らかくなること)することがわかっています。反対に、冷却は筋膜の剛性を高めます。グミなどのゼラチン性のものは、冷やすと硬くなりちぎれやすくなりますが、温めると溶けたり伸ばしやすくなるのと同じです。
癒着をほぐすには以下の方法があります。
① 運動で筋肉を動かすことで、筋組織周辺の温度を上げる
② お風呂などに入り体温を上げる
③ 筋膜リリースなどの施術で筋膜をほぐす
④ 高周波を当てて、筋組織周辺の温度を上げる
では、一つずつ見ていきましょう。
① 運動で筋肉を動かすことで、筋組織周辺の温度を上げる・・・できるだけ全身を使った運動が効果的で、ウォーキングや水泳などがおすすめめです。
ただし、過剰な運動や間違った筋トレは筋肉を硬く、太くし、それが結果的に痩せづらい身体を作る可能性があるので注が必要です。
② お風呂などに入り体温を上げる・・・ご自身の体温から4℃程度高い温度が目安です。シャワーではなく、しっかり湯船につかることがポイントです。
ただし、筋膜にも浅い部分(浅筋膜)と深い部分(深筋膜)に分かれており、浅い部分にしか効果がない可能性もあるので、しっかりと身体を温めましょう。
③ 筋膜リリースなどの施術で筋膜をほぐす・・・美容サロンや整骨院などで手技による施術でほぐしてもらう方法です。特に癒着が進み、可動域が狭くなっている部位や、痛みが出てきている場合に効果的です。
ただし、癒着が進んでいると、人によっては痛みを感じることがあるため、あらかじめ筋肉周辺をほぐしてから施術することが望ましい。
④ 高周波を当てて、筋組織周辺の温度を上げる・・・身体の内部を直接温めることができる高周波を活用することも効果的です。特に最近では美容サロンや整骨院の中でも、高周波機器を取り扱っている店舗が増えています。高周波を活用することで一気に筋肉がほぐれ、通常の施術よりも痛みを感じにくくすることができるので、手技だけだと痛みを感じやすい人や、すぐに症状を和らげたい方は是非活用してみてください。
「でも、どこで受けるのがいいんだろう?」とお困りの方は、世界30か国で使用されている話題の高周波機器”WINBACK(ウィンバック)”を導入しているサロンや整骨院で施術を受けられることをおすすめします。同じ高周波でも、筋膜の深さは脂肪組織により変わるため、やせ型の人、太り気味の人によって届く範囲が異なります。
WINBACKでは、6層の深さにアプローチが可能なので、どんな体型の方でも筋膜をほぐしやすくすることができます!
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■まとめ
以上、今回は筋膜と不調の関係を理解していきながら、筋膜リリース(解きほぐす)方法やおすすめの施術などを紹介させていただきました。
- 筋膜は硬くなると身体に様々な悪影響を及ぼす原因になる
- 筋膜をほぐすことで、血液の循環がよくなり、代謝UP!
- 筋膜をほぐすにはカラダを温めることが効果的
- 効果的にほぐすなら、高周波がおすすめ!
筋膜をほぐすことで、カラダにとっていいことずくめ!
この記事を読んでいるみなさんも、筋膜をほぐして痩せやすいカラダを手に入れましょう!
また、食事制限や運動などせず楽に代謝を上げる方法なども紹介していますので、こちらも見てみてください。
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[監修者プロフィール]
清家 卓仁(せいけ・たくひと)
柔道整復師。23歳で新店舗立ち上げ分院長に就任。その際多くの治療院に武者修行に出向き、数々のアーティストケアやプロサッカーチームの半数以上が通う治療院へと成長。
WINBACK(ウィンバック)と出会い、どこに行っても良くならず痛みに悩んでいた高齢の患者さんの、手技だけでは取り切れない症状が驚くほど改善したことに感動。とみひさ接骨院を開業、院長経験を経て、「フィジオ領域」「アスリートケア」でのWINBACK活用をさらに日本で広めたいという思いから大阪へ。現在はWINBACK治療塾を開業し、京都サンガFCやINAC神戸などスポーツチームへの技術提供やトレーニングも手掛ける。