特集column

ストレッチマークの原因と薄くする方法

ある日、カラダの表面に割れた痕を見つけて、驚いたという経験はないでしょうか?
いわゆる「肉割れ」という症状で「妊娠線」や「ストレッチマーク」ともいわれています。

妊娠時に急激にお腹が大きくなることによってできたり、太ももやお尻、胸など脂肪の付きやすい部位に現れやすい症状です。一度できてしまうと、完全に消すことは難しいとされていますが、ケアの方法次第で悪化を防いだり、薄くしていくことも可能といわれています。

そこで、今回はストレッチマークができる原因と、少しでも薄くするための方法について紹介します。

【目次】

  • ストレッチマーク(妊娠線・肉割れ)とは?
  • ストレッチマークができる原因
  • ストレッチマークを悪化させないポイント
  • ストレッチマークを薄くする方法

■ストレッチマーク(妊娠線・肉割れ)とは?

ストレッチマークは妊娠線や肉割れとも呼ばれ一度できてしまうと完全に消えることないとされています。太ももやお尻、二の腕、胸など皮下脂肪が多い所にできやすく皮膚表面が波打ったように裂けて見える症状が特徴です。

ストレッチマークを発症してすぐは赤っぽくミミズ腫れのような症状ですが、日を追うごとに白っぽく変化してテカテカと光を放つようになります。皮膚の一部に細いうっすらとした線がいくつもできる方もいれば太いハッキリとした線が1~2本あるだけという方もいますし、縦に線が伸びる、横に線が伸びるなど発症具合は人それぞれです。
ストレッチマークができたからと言って痛みはありませんし、出血などがある訳でもありません。ただし、稀に強い痒みが出たり、痛みを伴う場合があります。

■ストレッチマークができる原因

ストレッチマークは皮膚の断面が裂けて見えることから皮膚表面に傷が入ったと思う方もいるようですが、実際は皮膚の奥にある真皮層の傷です。皮膚は表皮、真皮、皮下組織(脂肪層とも呼ばれる)で構成されていて、表皮は伸縮性に優れていますが、真皮は伸縮性が弱いため、急激に皮膚が伸びると、その伸びについていけず断裂してしまいます。

真皮は肌の水分を保つ働きを持っていますので一部が断裂してしまうとそこから水分が蒸発しやすくなり、肌のハリや水分量を保つことが出来なくなります。そのため、ストレッチマークができてから長い期間が経過すると乾燥してテカテカと光を放つようになるのです。

ストレッチマークが発生する主な原因

  • 急激な体型の変化
  • 血行不良
  • 肌の乾燥
  • 歩き方の崩れ

■ストレッチマークを悪化させないポイント

一度症状が出てしまうと、消すことが難しいとされているストレッチマークは、症状ができる前に予防することが最も重要ですが、ふくらはぎやお尻などの普段見る機会の少ない箇所にできることもあり、対処が遅れてしまうこともあります。
残念ながらセルフケアで完全に消すことは難しいと言われていますが、以下のポイントに注意して悪化を防ぐことで目立たなくさせることが可能となります。

● 気づいたときにすぐに処置を
ストレッチマークの放置は時間に伴い線が目立ってきます。できるだけ目立たなくしたいと考えている人は、すぐに処置をとることが重要になります。

ストレッチマークを刺激しない
ストレッチマークは肌の乾燥により進行するため、かゆみが生じることがあります。そこでストレッチマークの部位を刺激してしまうと、余計に目立ってしまいます。そのため、できるだけ普段から保湿を心がけ、かゆみを抑えるようにしましょう。

● 体質改善
血行が悪いことや、歩行姿勢の崩れなどによっても、ストレッチマークが発症する場合があります。特にハイヒールなど、指の付け根とかかとなどの足の一部に負担がかかるような場合、ひざ裏などに発症することも考えられます。
そのため、入浴時間をとることや、はきなれている靴を履くなど血行を良くすることを意識してみてください。

■ストレッチマークを薄くする方法

前述の通り残念ながらストレッチマークを完全に消す方法はありません。
ここではおすすめの予防方法や、目立ちにくくするための方法についてご紹介します。

① 保湿クリームを使う・・・既にお伝えした通り、ストレッチマークを悪化させる原因の一つとして、肌の乾燥を上げました。市販でストレッチマーク専用のクリームなども販売されていますが、まずは普段から使用されている保湿クリームでしっかりと乾燥を防いでいくことで症状の悪化を予防していきましょう。

② 血行を良くする・・・もう一つ、血行不良もストレッチマークの原因としてお伝えしました。そのため、普段から軽い運動や入浴などを意識的に行いながら結構の促進することも効果的だと言われています。
また血行を良くするためには、そもそもの代謝を上げることも効果的です。
おすすめの方法を別の記事で詳しく紹介しているので、そちらを参考にしてみてください。

③ 高周波によるアプローチ・・・症状を放置してしまって痕が目立ってきてしまった場合は、上記の方法で予防はできるけれども薄くすることは難しいと言われています。そこでおすすめは、人間の体内を通り抜け該当部位へ直接的なアプローチする方法です。今回は、それを可能にする”高周波”をストレッチマークができた部位にあてた事例を紹介します。

ストレッチマークの症状に高周波をあてた事例

左右で検証を行った結果、見た目に変化が見られました。もちろんストレッチマークが発生してからの経過時間などにより個人差はありますが、高周波によって肌の細胞を活性化し痕が目立ちにくくなることもあります。
今回は世界30か国で導入されている最先端高周波機器の”WINBACK(ウィンバック)”という機器を使用して施術を行った結果です。
特徴としては、温熱をアプローチできる深さが6段階で調節でき、やせ型の人から太り気味の人まで高周波を届けることが可能です。なので、産後しばらくたって元の体型に戻った方や産後間もない方でも体型に合わせて施術を行えるでおすすめです!

下記のリンクより、お近くのWINBACK(ウィンバック)導入店舗を検索ができます。
⇒WINBACK(ウィンバック)を受けられるお近くの店舗を検索する

■まとめ

ストレッチマークは完全に消すことはできませんが、早期の対応で悪化を防いだり、目立たなくすることは可能です。

  • ストレッチマークは事前に予防をすることがベスト
  • ストレッチマークを発見したら早期に処置をすることで目立ちにくくする
  • あきらめて放置していると、どんどん目立ってくる可能性がある
  • 自分にできることから悪化を防ぐ

また、本記事では高周波を活用した事例を紹介しました。
様々な方法を試してみたけど、あまり薄くならなかった方や、最近ストレッチマークができてしまい、早期に薄くしたい!という方は、一度試してみてはいかがでしょうか?

お近くのWINBACK(ウィンバック)導入店舗は下記より検索ができます

[監修者プロフィール]

笹原 龍樹(ささはら・たつき) WINBACK公認トレーナー
システム制御工学・機械工学を学んだ後、ビューティーキャラバンの営業兼、技術責任者として従事。
年間全国300以上のエステサロンや鍼灸・整骨院、クリニック、プロスポーツチームを駆け回り機器の正しい理論と考え方を伝えて回る美容の伝道師。
世にあふれる美容情報を調べていく中で「正しい情報が出てこない」「根拠のない情報が多い」ということに気づき、本当に効果を出すためのノウハウを様々な文献と実地検証を元に日々追及している。
JSA認定ソムリエ取得、実家はお寺という異色の経歴の持ち主。

一覧を見る