セルライトを解消したい人のための5つの対処法|セルライトの原因や注意点も解説
肌の露出が多くなってくると、「セルライトが気になる」「できれば解消したい」と考える人は多いのではないでしょうか?
この記事では、セルライトにお悩みの人に向けて、セルライトができる原因や、根本から解消したい人におすすめの対処法・注意点などを解説していきます!
この記事を読んでいただき、巷でよく聞く対処療法に流されず、継続的にセルライトになりにくい体質を目指していきましょう!
■ 目次
- そもそもセルライトとは
- セルライトは4種類に分けられる
- セルライトができる5つの主な原因
- セルライトを解消したい人が知っておきたい注意点
- 効率的に解消したい人は?
- まとめ
■ そもそもセルライトとは
セルライトは皮膚の下に蓄積された脂肪が、ミカンの皮のようにボコボコして見えるもので、別名「オレンジピールスキン」とも言われています。
大きくなった脂肪細胞が、周囲のリンパ腺や血管の流れを悪くし、体内の不要な老廃物や水分が溜まりやすい状態を作り出すことで発生し、見た目の美しさだけでなく、体調や健康にも影響を及ぼします。
また、男性より女性に多いのも特徴で、セルライトに悩む女性は多いのではないでしょうか?
セルライトの主な特徴
セルライトは主に太もも、二の腕、ヒップ、腹部などに現れ、触ると硬く、冷たく感じることがあります。。
ただ、医学的には有害なものではないものの、一方でセルライトになった部位の「見た目」を気にする女性が多く見受けられます。
■ セルライトは4種類に分けられる
セルライトはその形状と発生原因により4つのタイプに分けられます。
- むくみ型セルライト
- 脂肪型セルライト
- 線維化型セルライト
- 筋肉質型セルライト
むくみ型セルライト
症状としては軽微な段階で、比較的すぐに元にもどりやすい状態です。
女性の場合には、冷え性によりむくみが起こったりする場合が多く、特には筋肉量が少ないと血液やリンパを心臓へ送り返す力がなく、血流が悪くなることが原因となります。
これらは冷え性や便秘など、生活習慣も関係することが多く、太ももやふくらはぎに発生することが多い傾向にあります。
脂肪型セルライト
セルライトが軽度の状態で、押したり捻ったりするとでこぼこが皮膚表面上に現れてきます。体脂肪率が高いと発生しやすいタイプで、脂肪細胞が老廃物をためた結果、セルライトが発生している状態です。放置していると代謝機能も低下しているため、どんどん細胞の肥大化や分裂がすすみ、乾燥や痛みなどの症状も併発する可能性もありますので、早めの対処が必要になってきます。
線維化型セルライト
目に見えるセルライトだけではなく、症状箇所が乾燥したり、つまむと痛みを感じるようになります。これは脂肪細胞にコラーゲン繊維が絡まったまま硬く線維化してしまっている状態で、元に戻すには時間を要します。
場合によっては皮膚は青白くなったり、強い痛みを感じるようになるため、日常生活に支障が生じる前に早めのケアを心がけましょう。
筋肉質型セルライト
日常的に運動をして筋肉量が多い人が、急に運動をやめて筋肉が落ちることでセルライト化してしまう場合もあります。運動不足や筋力の低下が原因で、筋肉の上にセルライトが固定されてしまう状態です。
■ セルライトができる5つの主な原因
ここからは、セルライトが発生する主な原因を理解し、正しい対策を行っていきましょう!
肥満
体脂肪が増えるとセルライトの生成も活発になるとされています。
肥満が原因で発生する理由として、脂肪が増加することにより周りの細胞組織や血管が、大きくなった脂肪細胞に圧迫され、血液やリンパの流れが滞ることに起因します。これにより、老廃物がたまりやすくなり、セルライトが発生することになります。
加齢による衰え
加齢による、基礎代謝量の低下や、筋力の衰えもセルライトが発生する原因となります。
コラーゲンやエラスチンの減少で皮膚もたるみやすい状態になってしまいます。
血行不良によるむくみや冷え
そもそも、むくみは血液の循環が悪くなり、水分がからだにたまることによって生じます。特に心臓・肝臓・腎臓の機能が低下すると、むくみやすくなることが分かっています。
心臓・・・血液の循環を調節している機能のため、心臓の機能が低下することで全身への血液循環が悪くなる
肝臓・・・肝臓は、老廃物を分解する機能がある。肝臓で作られるアルブミンというタンパク質は、血液中(血清)の総タンパク質の約60%を占め、血液中の水分を一定に保つ役割があります。
肝臓の機能が低下してアルブミンが少なくなると、血液中の水分が血管の外へ出やすくなり、むくみがあらわれます。
腎臓・・・腎臓は、からだの水分を調節し、老廃物を尿として排泄します。腎臓の機能が低下すると、からだの中の余分な水分を尿として排出できなくなり、からだに溜まった余分な水分によりむくみがあらわれます。また、ネフローゼ症候群といって、何らかの原因で腎臓に障害が起こり、血液中のタンパク質が尿中へ漏れ出てしまうようになると、血液中のタンパク質が少なくなります。その結果、血液中の水分が血管の外に漏れるようになり、むくみが起こります。
つまり、各臓器の機能不全が血液循環の悪化や老廃物の蓄積し、セルライトが現れやすくなります。
日常的な運動不足
運動不足は、筋肉があまり使われない状態のため、基礎代謝の低下から血行不良や細胞に栄養素が行き渡らないことによる老廃物の蓄積などが原因としてセルライトが生じます。
自律神経の影響
不規則な生活、寝不足、過度なストレスなどが原因で、自律神経が乱れる場合、内臓機能が低下することが分かっています。内臓機能は基礎代謝の約38%をも占めているため、これにより血液の循環が悪くなり老廃物の蓄積からセルライトが発生しやすくなります。
■ セルライトを解消したい人のための5つの対処法
セルライトの解消には日々の生活習慣の改善が大切です。以下にセルライトの原因となる、血行不良や代謝の低下に対する5つのアプローチをご紹介していきます。
日常的に運動する
有酸素運動と、筋トレを組み合わせることが効果的です。12分~20分程度の継続的なウォーキングや、筋肉をつけることで基礎代謝の向上や脂肪の燃焼効率が上がりやすくなります。
食事を改善する
食事は必要な栄養素をバランスよく摂取することが大切です。脂質や糖質、塩分をおさえながら、野菜や果物、海藻などの食物繊維を多く含む食事を心がけましょう。また、保存料・防腐剤を使用した食品やスナック菓子は極力避けた方が理想です。
むくみや冷えを改善する対策をする
内臓が冷えている状態は、基礎代謝の低下につながりやすいため、冷たい飲み物、食べ物は控えるようにしましょう。また、ショウガや根菜など、体を温める食材を積極的にとることもおすすめです!
その他、
・冷えないよう、靴下や手袋を活用する
・ストレッチをするなど
・シャワーで済ませず、湯船で温まる習慣を身につける
など、からだを温める状態を作ることで、セルライトの発生だけでなく、むくみや冷え性のケアにもつながります!
飲酒や喫煙を控える
アルコールやタバコは血行を悪化させる原因になります。
そのため摂取する場合でも、「お酒を飲むときは、水も一緒にとる」や「喫煙は、ニコチンパッチやニコチンガムを試して減らす」など、普段の生活環境を見直しつつ血管の状態悪化を防ぐなどの対策を取りましょう。
マッサージをする
リンパの流れを促進し、老廃物の排出を促すマッサージは効果的です。ただし、そもそも代謝機能が低下してると、根本的に老廃物が溜まりやすい体質は変化していないため、しっかりと生活環境を改善しながら施術を行うことが効果的です。
詳しい解消方法は下記の記事でも紹介していますので、参考にしてみてください!
<おすすめ記事>
⇒セルライトはなぜできる?根本原因と対処法をご紹介!
■ セルライトを解消したい人が知っておきたい注意点
セルライトが発生した際には、闇雲に対策をするのではなく、正しい知識と方法が必要です。
以下に、注意点をまとめています。
セルライトを「つぶす」のはNG
セルライトの記事の中には「セルライトはつぶして解消する」と記載されているものもありますが、無理につぶそうとしてしまうと内出血の可能性もありNGです。また、自分で潰してセルライトがなくなったように見える場合もありますが、既にお伝えしている通り根本的な体質の改善がされていないと脂肪への効果はないため、元の状態に戻ってしまいます。
専門家に頼るのも1つの方法
一度できてしまったセルライトを自分で解消するのは、上記でお伝えした通り、そもそもの生活環境を改善する必要があります。そのため、「わかってるけど、全部やるのは大変。。」と思われる方は、実績のあるプロの技術と知識を持った専門家に頼るのも1つの方法です。
■ 効率的に解消したい人は?
既にお伝えした通りそもそもの原因は内臓機能などの機能不全が引き起こす血液循環の悪化や、老廃物の蓄積が原因となりますので、まずは基礎代謝の向上や老廃物を排出するための血行を促進しなければ根本的な解決にはなりません!
そこで、おすすめなのが効率的に内臓など体内にアプローチする高周波を活用した施術です。特にWINBACK(ウィンバック)という最先端の高周波機では、寝ているだけで内臓へのアプローチが可能な”貼るだけWINBACK(ウィンバック)”というメニューがあり、寝ているだけのたった14分で内臓の活性化による代謝アップを目指せますので、症状のではじめはもちろん、予防などにも活用できます!
内臓機能を活性化させて基礎代謝を向上させるための記事も参考にしてみてください!
■ まとめ
今回はセルライトが発生する原因と対処法について解説しました。
- セルライトは放置しておくと、痛みなどが生じる場合があるため、気づいたときに早期の対応が望ましい
- 対処療法ではなく、原因をしっかり理解した上での根本的な対処を!
- ひどい症状の場合は、高周波機器などを活用した施術を受けてみましょう!
特に肌の露出が多くなるシーズンや、どうしてもセルライトを作りたくない人などは日ごろから貼るだけWINBACKなどの活用や、食事や運動などの生活習慣を見直し予防に努めていきましょう!
本記事で紹介した高周波を活用した対処法については、下記の店舗で受けられますので、お近くの導入店にて試してみてはいかがでしょうか?
[監修者プロフィール]
笹原 龍樹(ささはら・たつき) WINBACK公認トレーナー
システム制御工学・機械工学を学んだ後、ビューティーキャラバンの営業兼、技術責任者として従事。
年間全国300以上のエステサロンや鍼灸・整骨院、クリニック、プロスポーツチームを駆け回り機器の正しい理論と考え方を伝えて回る美容の伝道師。
世にあふれる美容情報を調べていく中で「正しい情報が出てこない」「根拠のない情報が多い」ということに気づき、本当に効果を出すためのノウハウを様々な文献と実地検証を元に日々追及している。
JSA認定ソムリエ取得、実家はお寺という異色の経歴の持ち主。